2/29に東京ビッグサイト運営会社より2019-2020会場問題の説明会がありました。
配布された資料が手元にありますので、抜粋して客観的事実を報告します。ビッグサイトと直接取引のある企業・団体は2021年以降の悪影響も考え、強く訴えることができない雰囲気です。今回の報告も、一企業のブログでリリースすることになっている点はご理解ください。
【はっきりしたこと①】
ビックサイト関係者が努力してくださったので、仮設展示場(2.4万㎡)が東京テレポート東側に設置され2019年度に利用可能となった(しかし肝心のオリンピック開催年の2020年度には撤去される)。
【はっきりしたこと②】
ビックサイト関係者が努力してくださったので、西展示場裏の「拡張棟(2.0万㎡)」が6ヵ月前倒しで利用可能となった。
※ビッグサイトで2~3ホールを使用して開催しているイベントには朗報と言えるが、肝心のオリンピック開催時には使用できない不思議な計画。また、飛び地の3カ所で合計7.3万㎡となるが、ビッグサイト全ホールを使用するような大イベントにとっては、現実的な運営には負担があり、来場者にとっても不便である。実質的な縮小開催は避けられない計画である。
【はっきりしたこと③】
ビックサイト関係者がこれだけ努力してくださったのに、2020年4月から10月までの7ヵ月間はビッグサイトが全く使えない状況であることは変わらない。
つまり、オリンピック開催年度のビッグサイトは7ヶ月間「完全閉鎖」となる。
この現実が、逆にハッキリと露呈してしまったようです。「これでいいのだ!」ですか?
続々と開催されている日本最先端であり、最新情報を満載した展示会が半年間も大幅な縮小開催を余儀なくされることが、「しかたのない事」で済まされますか? 皆さん
代替会場となるべき幕張メッセも3競技が開催され、代替にはなりそうにありません。今回の説明を受け、ビッグサイトの直接の利用者である「主催者さんたち」の次の動きを待っているところです。ザワザワとした感じです。これをキッカケに不満が爆発するのか、あきらめが支配するか・・・