ご存知でしょうか? 瀬戸内海の島しょ部(愛媛県~広島県)でミカンやレモンの柑橘類が豊富に採れる理由を。
島しょ部の傾斜地ではレモンやミカン、各種柑橘類が多く栽培されています。傾斜地は水はけが良く柑橘類が余分な水分を吸収せず、コクがある果実が育ちます。そして燦々と太陽の光が降り注ぎ、海水面に反射した太陽の光も届きます。柑橘の葉が盛んに光合成を行うことで美味しい果実が育つと言われています。
さらに海からの潮風がミネラル豊富な栄養分を運んできます。土がたくさんのミネラル分を含んでいるため、柑橘の味に深みが出ます。ミネラル分は美味しい柑橘に欠かせないのです。
そして、ある社員の実家にもこの恩恵があります。プロの農家ではありませんが父親が残した数種類の樹木から、毎年秋に柑橘類を収穫することができます。
11月末には早生ミカン。そして普通のミカン、ハッサク、ネーブル、デコポンと育ちます。手探りでいろんな果樹の苗木を植えた結果ですが、父が亡くなった今でも収穫があります。
家族だけでは食べきれないので、会社に差し入れします。ちょうど冬の繁忙期のビタミン補給として役立ち、活躍しています。収穫して熟れ頃を見計らいカゴに入れて、社員食堂に置いて振る舞います。12月~2月まで提供できます。
そして、3年前にもう一つの畑にザクロの実がなっていることに気づきました。完全に放置状態で、実は空しく落下するだけで手入れも収穫もしていませんでした。
ザクロが美容と健康に効果があり、国内では手に入れにくい果実だと知り、もったいないと猛反省。今は頑張ってケアしています。冬には剪定を行い、6月には花が咲き夏には実がなりはじめ、実りすぎないように摘果作業も行います。まちろん肥料も与え育てます。
まだまだ出来が悪いので、身内での配給にとどまっていますが、立派なザクロが収穫できた折にはご披露いたします!!
こんな感じで、瀬戸内海地方の休日は自然とともに過ごすこともできます。