栄光のジャージで、しまなみ海道往復154km

自転車部のオリジナル・ジャージを披露します。まずは、個人的趣味で勝手にデザインした、1点ものです。当社の場合は社名の関係で、これが「栄光のジャージ」と呼ばれてしまうわけです。何の栄光もありませんが・・・

栄光のジャージ」 栄光ジャージ部分

久しぶりの栄光自転車部のレポートになります。このブログは、アスリート系の走り自慢の方むけではありません。保健体育の実技が5段階評価の「2」相当の運動神経に自信のない方むけのものです。その辺にいる普通の50代ライダーであり、初心者の参考になるであろうという話です。

11月28日(土)8:00 晴れ 気温9℃
2015年の目標だった「しまなみ海道往復154km」に挑戦のため、自宅を出発。自宅から自転車でそのまましまなみ海道に行けるという、恵まれたところに住んでいます。

向島・歌港 向島・砂浜
1日で150kmを走破しないといけないので、前半は休みなく走り続けました。島なので、無駄に走り抜けるクルマがなく、交通の絶対量が少ないのでとても走りやすいです。

生口橋 パームツリー
改めて、素晴らしいロケーションだと感じながら50kmは快走。ところが60kmあたりから足が明らかにキツくなりました。まだ全工程の1/3だというのにです。四国大陸に到着する最後の「大島」が苦しいのです。ここは海岸沿いではなく内陸部を走るので、ゆるやかな上り坂が長々と続きます。このままだと足がもちそうもないので、来島海峡大橋を渡る前の道の駅で昼食を兼ねて休憩。(一気に走らず、足を休ませることが重要です)

展望台

13:30 来島海峡展望台 折り返し地点77km
足を引きずりつつも、折り返し地点の四国側の展望台に登る。4人組の女子グループの記念写真のシャッターをお願いされた代わりに、撮っていただいた貴重な1枚。笑顔を振りまく余裕はなく、栄光のジャージも着込んでいたのに露出しないままに帰路につく。

絶望的な距離が残っているが、行けるとこまで行こうと漕ぎ続ける。航路を使うか、自転車をバラしてタクシーに乗るか、いやもう少し行くか、どこでギブアップするか・・・考えがループし続ける。なかば開き直ってしまうと、四国に来た証拠に「坊ちゃんだんご」を買って帰ろう、という変な余裕も生まれる。もう少し、もう少しと思いながら、ペダルを踏み続ける。もう一頑張り、生口島のサンセットビーチのカフェまでは行こう。冷えきった体を温めるためにホットレモンを注文。

体力を少し回復できたので、ここまで帰れたなら帰れるかも・・・ でも、まだ40km。

夕闇迫る17時 坊っちゃん団子ミニ

陽は暮れ始め、自転車の走行用のライトと尾灯も点滅させ走り続ける。この時の状態がランナーズハイという類のものでしょうか、痛みは気にならなくなり、ただただ無心にペダルを踏み続けることができた。晩秋の17時過ぎは真っ暗闇。まだ因島、1時間以上はかかる。向島に辿り着いたころには、交通量はなく、街灯もなく、ほんとうに真っ暗。もうギブアップすることもできない、何もない、自分の灯りだけが頼りで走り切るしかない。もう15km。

自分は今何をしているんだろう? 走るしかない! 小学生のころ暗くて、寒いなか一人ぼっちで家人の帰りを待った、心細くて、情けなかった記憶がフラッシュバックする。

18:50 帰宅 走行距離154.3km 走行時間8時間29分 平均時速18.2km/h

今までの最長走行距離は90km。いきなり150km超えは無謀な計画だったと思われます。1日でしまなみ海道を往復することが2015年の目標だったことと、「会場問題の解決祈願走行」という密かな想いがあったので走り切りました。

ある程度の無理を承知のうえで、平地が主体のコースなのでなんとかなるだろうというポジティブな考えの挑戦でした。限界を超える「ゾーン」を、この歳になって体験できました。皆様にはオススメできません。でも、壁を破って突き抜けた時の達成感は、やはり無理をした量に比例して得難いものがあります。

体力の限界を超えていたのでしょう、家に帰って廊下を水平に歩けても階段は登れません。這うようにして部屋に戻り、横になろうとウェアを脱ぎ始めた途端に、ガタガタと体が震えはじめました。毛布にくるまり静まるのを待ちました。それから1週間は、全身疲労が抜けませんでした。アドバイスがひとつ、筋肉痛が出るであろう、ふくらはぎ、背中、首筋にシップを走行後すぐに貼っておくと翌日の局部的な痛みはかなり軽減できます。痛くなって貼るより有効です。

限界の向こうには「ゾーンがある」。青峰くんや火神くんの気持が少しだけ、わかった気がします。ただし、危険なので灰色に燃え尽きないように気をつけましょう。

okada

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栄光の二代目社長。運動神経は悪いが、心は熱い! ロードバイクが命の週末ライダー。今は真剣に2020年会場問題に奔走中。

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